花粉症>ステロイドの基礎知識

最近よく耳にするようになったのはステロイド剤という言葉です。
多くの病気の治療に使用される程高い効果があるようですが、
副作用もかなりあると聞いたことがあります。そもそも
ステロイドって何なのでしょうか？

ステロイドとは、腎臓の上部にある副腎という臓器の外側の皮質と
いわれる部分で作られるホルモンのことです。そのため副腎皮質
ホルモンと呼ばれることもあります。このホルモンのうち、糖質
コルチコイドという成分を化学合成したものをステロイド剤といい
治療に用いています。

ステロイドというものは強力な効能が支持され、最近では市販薬にも
使用されています。代表的な例としてはかゆみ止めや虫刺され薬です。
注意事項を読んだことがある人は知っていると思いますが、症状が改善
されたら直ちに使用をやめること、同じ場所に長期間連続して使用しない
ことの２点が記載されています。長期間使用するとその患部がアザの
ような色に変色してしまうことがあるようです。