花粉症>花粉特集！シラカンバって何？

シラカンバはカバノキ科カバノキ属に属する落葉広葉樹です。
北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布しており、世界には
約１００種以上が確認されています。日本では約１０種類以上
分布しています。飛散時期は４〜６月で、本州ではスギ花粉症の
時期に当たります。ハンノキ花粉症と共に北海道の代表的な花粉症と
されています。

日本では主に北海道に広く分布し、本州では近畿北部や本州中部の
北側などの高原に多く見られます。シラカンバは北国を象徴する
ような樹木で、白い樹皮がとても美しく街路・公園・庭などに
植えられています。北海道のイメージに合っているようで、
北海道内の２２市町村で市町村の木に指定されています。

シラカンバ花粉症の患者が増え始めたのは１９８０年代後半
あたりからです。ハンノキ花粉症同様、口腔アレルギー症候群を
併発するケースが問題となっています。北海道ではシラカンバ
花粉症患者の約６割が口腔アレルギー症候群を合併していると
いわれています。