花粉症>換気扇の意外な落とし穴

花粉シーズンだからといって換気を行わないのは衛生的によくありません。
多くの人は空気清浄機を利用してできるだけ窓を開けないようにしている
と思います。こんなに努力をしているのに、ちょっとしたきっかけで花粉が
室内に侵入してしまいます。その一つに換気扇があります。

家でご飯を作る際、換気扇を使用すると思います。特にガスを使う時は
なおさらだと思います。この時実は花粉が侵入しているのです。室内の
空気を外に出し、外の空気を取り込む。これが換気です。言い換えると
『空気を外に出すと必ず空気が入ってくる』となります。ほとんどの
換気扇は外に出す役割を担っています。換気扇のスイッチをオンにした
時から、その部屋にどこからかわからないが空気が入ってきているのです。
もちろん花粉を連れてです。

住まいによって異なりますが、ほとんどの家庭には吸気口というものが存在
すると思います。換気扇を使用しているときに入ってくる空気の主な入口と
思ってください。この吸気口にフィルターを取り付けることで花粉侵入量を
減らすことができます。吸気口のタイプはいくつかあるみたいなので、まずは
自宅を調べてみてください。

花粉対策を謳っているフィルターなら平気だと思いますが、購入時には念のため
花粉を通さないか確認してください。参考としてスギ花粉の大きさは０．０３ミリ
です。交換は飛散する花粉量にもよりますが、最低でも２〜３ヶ月に１回は実施
してください。